

プログラム
Festival Program

2/21 fri.
オープニングナイト - LIVE by 烏兎 -uto-
日時:2/21(金) 18:30 - 20:30 会場:HOTEL NUPKA (ホテルヌプカ 1F)
本プログラムは、短編映画2本の上映と音楽ライブがセットになった特別イベントです。
出演

烏兎 -uto-

2023年、東京都にて結成。 北海道帯広出身の幼馴染、窪田ひかり(Pf)、ベイ佐藤(Vo)による2人組ユニット。 太陽と月という意味を持つ”烏兎”。光をそそぐような日々の景色に寄り添う楽曲をつくる。
上映作品

戦場 の音 | BLITZMUSIK
いつかどこかの戦場。敵同士の2人の中尉が廃墟となった音楽学校にたどり着く。2人を隔てているのは壁だけ。激しい攻撃とガス弾は、やがてデュエットへと変わっていく。
マーティン・アミオット | Martin Amiot
Fiction, Fantasy | Canada | 2024 | 0:08:50

エレクトラ | ELECTRA
10歳の誕生日を振り返るエレクトラ。空想や秘められた夢と思い出が織り混ざる。記憶を深く掘り下げていくうちに、母親への反抗と父親に対する複雑な感情を再び 経験する。
ダリア・カシチェワ | Daria Kashcheeva
Animation | Czech Republic | 2023 | 0:26:33
札幌国際短編映画祭 審査員特別表彰、最優秀女優賞

2/22 sat.
世界の短編集 A
日時:2/22(土) 13:00〜15:00 会場:平原通り小劇場3F 十勝野ラビリンス
ローカル映画を作家と共に観る
本プログラムは、ローカルで制作された短編映画3作品をご紹介します。2024年の札幌国際短編映画祭で学生として初のアミノアップ北海道監督賞を受賞した「ゆれる」、静岡県三島市で中学生から大学生までの15人の若者が関わって制作された「川面に聴く」、十勝の昭和30年代の結婚式の風習を再現した「馬橇の花嫁」の3作品。それぞれの監督をゲストに招き、映画制作の舞台裏に迫るトークショーも実施します。
上映作品

SSF2024 アミノアップ北海道監督賞受賞作品
ゆれる | WAVERING
バス会社に転職し、バスの運行を通じて、本当の優しさについて気づき始める。迷いながらだっていい。新しいことに一歩踏み出す人へ届けるストーリー。
飯田 早葵子 | Sakiko Iida
Fiction, Drama | Japan | 2024 | 0:16:10 | 学生作品

川面に聴く | Voice of the River
高校2年生の夏。ずっと友達だと思っていたリコと環希は、将来への漠然とした不安の中で、次第に距離が離れていく。ふたりの中学時代の待ち合わせ場所では、変わらず川の音が聴こえる。「川面」は日々様々な表情に変化し、その「せせらぎ」は日々異なる音色を奏でる。流れる川のような、ふたりの青春を描いた作品。
藤森 圭太郎 | Keitaro Fujimori
ドラマ | 日本 | 2024 | 上映時間 0:26:57
北海道初上映

馬橇の花嫁 | The Bride Who Rides A Sleigh
かつて昭和30年代まで十勝の農村で行われていた結婚式。花嫁は馬橇に乗って花婿の元へ送られる。見合い結婚の伝統のなか、一子は集落の青年にへ想いを馳せる。馬と農業に勤しんだ家族のポートレート。
逢坂 芳郎 | Yoshiro Osaka
Fiction, Drama | Japan | 2024 | 0:25:00
ゲスト

飯田 早葵子

藤森 圭太郎

逢坂 芳郎
ゲストは予定により変更される場合があります。
松崎町プログラム
日時:2/22(土) 16:00〜16:50 会場:HOTEL NUPKA (ホテルヌプカ 1F)
特別プログラム
帯広開拓発祥の地、依田勉三氏が率いた晩成社が誕生した静岡県松崎町。 帯広市と松崎町の縁をテーマにした映像上映「松崎町プログラム」は、今回で3回目の開催となります。 第1回開催をきっかけに、松崎町の有志が自主製作した映画『BEN BEN』が、今回初めて帯広で上映されます。 さらに、映画の製作秘話や「コンパッションタウン」を目指す松崎町の最新情報について、トークセッションでたっぷりとお届けします。ぜひご期待ください!
上映作品

BEN BEN
「松崎を愛する人たちが作る松崎を愛する人たちのための映画を作りたい。」という思いから生まれた100%自主映画。松崎町の偉人である依田勉三を題材とした映画のタイトルはその名も『BENBEN』。
Fiction, Drama | Japan | 2023 | 0:21:00 | 学生作品
NUPKAプログラム
日時:2/22(土) 17:00〜17:50 会場:HOTEL NUPKA (ホテルヌプカ 1F)
特別プログラム
2016年から「とかちリトル映画祭」を応援しているHOTEL NUPKAが贈る特別企画。 今回は、北の屋台で2017年にオープンしたアイヌ料理店「ポンチセ」を舞台にしたドキュメンタリー番組『ポネオハウ』を、HTB北海道テレビ放送様のご協力のもと特別上映いたします。 当日は、店主で主演の豊川純子さんと作品ディレクターの広瀬久美子さんをお迎えし、トークセッションも予定しております。ぜひご期待ください!
上映作品

ポネオハウ -アイヌの私-
北海道帯広市にアイヌ料理を出す小さな屋台がある。名物は豚骨が入ったスープ「ポネオハウ」。店主の家庭に受け継がれてきた「母の味」だ。しかし彼女はこの料理に後ろめたさを感じていた。「アイヌであることはなかったことにして生きようと思っていた」彼女が、なぜ店を始めたのか。
監督 :広瀬久美子 | Kumiko Hirose
ドキュメンタリー | 日本 | 2020 | 上映時間 0:28:00
サタデーナイトLIVE
日時:2/22(土) 18:30 - 20:30 会場:HOTEL NUPKA (ホテルヌプカ 1F)
世界の短編と共に聴く、奄美の音楽。
奄美で生まれ育ち幼い頃から島唄を歌い続けるシンガーソングライターの楠田莉子と、奄美にルーツを持つ音楽家・里ロビンがこの夜のために特別ユニットを結成。映画をテーマに奄美の新旧音楽を奏でます。
出演


1998年奄美市笠利町生まれ。
6歳よりシマ唄を始め、少年少女民謡民舞全国大会おいて小学生の部、中学生の部優勝。高校入学後、三味線をギターに持ち替え、ソングライティングを開始。現在は奄美を拠点に音楽活動を続けながら、保育所や小学校にてシマ唄の授業、継承活動もおこなっている。三味線とギターを持ち歩く日々を過ごす。「エフエムたつごう(78.9MHz)」にて自身がパーソナリティを務める番組を放送中。
楠田 莉子
里ロビン
英国・ロンドンに生まれ、大阪で育つ。イギリスの音大、LIPAを首席で卒業後、ベルリンで様々なバンド活動を開始。
4枚のアルバムとヨーロッパツアーの後、日本に戻り音楽制作会社GARDENERS CLUBを設立し様々なCMや映画音楽を制作する。2022年より拠点を父の生まれ故郷である奄美大島に移し、スタジオ兼レーベル「BLUE BIRD AMAMI」を立ち上げる。島唄文化と今までの自分の経験を活かした音の融合を日々探究している。
上映作品

札幌国際短編映画祭 最優秀脚本賞、最優秀子役賞
パレスチナ・アイランズ | PALESTINE ISLANDS
12歳のマハは、バラタ難民キャンプ(パレスチナ難民)の最後の世代の1人。ある日倒れた盲目の祖父のため、彼女の頭に最高の計画がひらめいた。
ヌール・ベン・セーラム、ジュリアン・メナントー | Nour Ben Salem, Julien Menanteau
Fiction, Comedy | France, Palestine | 2023 | 0:22:29

札幌国際短編映画祭 最優秀男優賞
青い扉 | BLUE GATE
青い門に引き寄せられる男性。その門は過去の思い出を守る番兵。門の向こうには1人の老婆。青い門は、孤独と人間のつながり、そして意味の探求を黙想する。
ナルキザ・ドティエワ | Narghiza Dotieva
Fiction, Drama | Kyrgyzstan | 2024 | 0:17:41

2/23 sun.
世界の短編集 B
日時:2/23(日) 13:00〜15:00 会場:平原通り小劇場3F 十勝野ラビリンス
15:00〜17:00 会場:幕別町百年記念ホール1F視聴覚室特別会場
解説付き
世界の今と恋愛
本プログラムは、世界情勢の今を感じられる作品と恋愛をテーマにした作品を合わせて4作品をご紹介します。『シリンの苦いの涙』と『ウクライナ最前線』にはそこにある空気が存在する真実性が極めて高い作品。昨年のカンヌ映画祭の短編部門に入選した『ティッツ』は10代の若い男女の恋愛風景を独特のタイミングと視点で捉えた作品。札幌国際短編映画祭の国内最優秀賞を受賞した『ボウルミーツガール』も10代の恋愛ものだが、学生映画の「低予算さ」を逆手に取り、ユニークな登場人物と映画的表現が散りばめられた、気持ちの良い作品。多種多様な4作品をお楽しみください。
「解説付き」マークの会場では、作品上映後に映画祭プログラマーによる作品の解説が入ります。
上映作品

シリンの苦い涙 | SHIRIN’S BITTER TEARS
芸術活動の制限により渡航禁止令が出され、女性映画監督のシリンは路上販売に転向した。そこで没収された本や映画のポスターを取り戻すため、市役所に足を踏み入れるが…
アミン・ファラー | Amin Fallah
Fiction, Drama | Iran | 2024 | 0:07:00

ウクライナ最前線 | UKRAINE'S
FRONTLINE SACRIFICE
ロシアのウクライナ侵攻で死傷した兵士の数は、第一次世界大戦の死傷者数に匹敵する。前線で何が起きているのか、ウクライナ兵士と、遺体を回収するボランティアが語る。
ラウル・ガレゴ・アベラン | Raul Gallego Abellan
Documentary, Curernt affairs | Spain | 2023 | 0:17:31

ティッツ | TITS
いいムードだったのに、彼は仲間と遊ぶことに夢中。仕方なく泳ぎに行ったけど、戻ったらみんな帰ったあと。1人残っていたのはあまり話したことがないクラスメート。
エイビンド・ランズヴィク | Eivind Landsvik
Fiction, Drama | Norway | 2023 | 0:11:49

札幌国際短編映画祭 最優秀国内作品
ボウル ミーツ ガール | BOWL MEETS GIRL
とあるボウリング場。ボウルを投げられない内気な少女アズミは、自分から球を奪いストライクを 決めた謎の少年・エイと出会い、変化していく...。
関 駿太 | Shunta Seki
Fiction, Comedy | Japan | 2024 | 0:23:19 | Student Film
世界の短編集 C
日時:2/23(日) 13:00〜15:00 会場:幕別町百年記念ホール1F視聴覚室特別会場
15:00〜17:00 会場:平原通り小劇場3F 十勝野ラビリンス
解説付き
お金がない、住む場所がない、恋人がいない。
共感を呼ぶ短編3選。
『リトルショッピングカート』は監督のローレンス・リーが自身の幼い頃スーパーのレジでの経験を映画化した、誰もが共感する日常のストーリー。本作品はとかちリトル映画祭で日本初上映となります。オスカー短編候補に選ばれた『空いている部屋』は家を失った男と老婦の奇妙な交流を描きます。中国の若手監督ウェンリー・ホアンの「忘れる方法」は中国の田舎町を舞台に、リアリティある画風でありながら、恋人への記憶を観客の想像力を掻き立てながら見事に表現した作品。
「解説付き」マークの会場では、作品上映後に映画祭プログラマーによる作品の解説が入ります。
上映作品

リトルショッピングカート| The Little Shopping Trolley
モントリオールで細々と暮らすベトナム人の母親は、食料品店で断られた12種類の洗濯用洗剤を安く買う権利を主張するため、悪意を持って行動しなければならない。
ローレンス・リー | Laurence Ly
Fiction, Drama | Canada | 2024 | 0:018:00
日本初上映

空いている部屋 | ROOM TAKEN
アイルランドに到着したばかりのアイザック。カフェで出会った目の見えない老婦が置き忘れたバッグを彼女に返しに行くところから、2人の間の奇妙な関係が始まる。
TJ オグレイディ-ペイトン | TJ O'Grady-Peyton
Fiction, Drama | Ireland | 2023 | 0:18:29

忘れる方法 | HOW CAN I RID MY MIND OF HER
茶工場は観光地となり、失われた恋人は次第に夢の中に消えていく。ベトナムから帰国した華僑の茶摘み職人キンは、静かで孤独な日々の中で、かつての面影を探し続ける。
ウェンリー・ホアン | Wenli Huang
Fiction, Drama | China | 2023 | 0:22:31